試験の時間配分について

雑記

税理士受験生なのに試験のことを一切書いてなかったので、試験中の時間配分について

考えていることをまとめておきます。試験は2時間の120分です。

普通に解くと3時間はかかるボリュームの問題が出るので時間配分が命です。というか全てです。

点数を取れる箇所をいかに効率よく取っていくかの勝負です。

実力のある人が落ちるパターンのほとんどが時間配分ミスと言われています。

それも含めて実力だ。と言われたらそれまでですが…

① 最初の5分 

理論問題の素読みと理論の柱上げ。1〜2行ぐらいで書けそうな理論があれば書いてしまう。

すぐに書けそうなものは書いておいた方がド忘れの防止にもなる。

② 5分〜75分(70分)

計算に移行する。問1と問2があるのでボリューム感と、ぱっと見の難易度でどちらから手をつけるかを決める。過去にここをミスって落ちたことがある。

ぱっと見で言うと、大体問2の問題量が少ないが、意外と難易度が高い可能性もあるので要注意。

簡易課税なら売上返還、貸倒れ、償却債権貸倒益は間違いなく合わせる必要がある。

あと事業区分と原則計算まで計算した方が良い。

特例計算は売上に係る消費税の集計が必要なので、何も書かずに一旦飛ばす。

その後、問1を解いて理論解いて時間が余りそうなら手を付けたら良いが、多分時間は余らない。

簡易課税以外なら正直手を付けてみないと難易度がわからない可能性もあるので、その場合は正直に問1から解く。

およその目安は問1は50分〜55分

問2は15分〜20分

の合計70分になる。

③ 75分〜120分(45分)

理論は残りの45分ほどで解く。ただし最初に素読みと柱上げはある程度できていると思うので、もう一度本当にこの柱で良いのか確認。書き出すと止まらないのでもう一度柱の確認は重要。

いくら理論を正確に書けても柱が間違っていたら全く点数につながらないため要確認。

理論もほぼ問1問2形式で最近はそれぞれに配点が与えられているため、例えば問1が20点、問2が30点なら時間配分は問1が20分、問2が30分で配分する。

最初の5分で問1の柱上げに時間を使ったら、問1を書く時間は15分になる。

大体こんな感じの目安で問題を解きながら、計算のボリュームが意外と少ないと感じたら、理論のボリュームが多い可能性があるので、計算は深追いせず、最低45分は残して理論に移る。

計算のボリュームが少ないと感じたら50分は残して理論に移りたい。

この辺の考え方を頭に入れておいてストップウォッチをちょくちょく確認しながら解く必要がある。

本番の緊張の中で、慣れない問題を解くのだから、普段の専門学校の答案練習からそのあたりを意識しながら、練習しておく必要がある。

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